トンカ豆のクレームショコラと、バナナ、フランス「ヴァローナ社」のブラジル産62%カカオのムースショコラを組み合わせました。
先日からの試作で、やっと製品になりました。
トンカ豆はバニラと杏仁が混ざったような香水のような香りのする豆科の植物です。
ブラジル産カカオは、苦味と酸味のバランスが良くフルーティな風味が特徴です。
これにアクセントでバナナを合わせております。
今回のこのケーキは、トンカ豆の香りがやや出すぎているのと、断面の美しさに課題があるので、試作品にしております。
このケーキも、これから育てていきたい商品の一つです。
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いつもありがとうございます。
トンカ豆を抑えると何の味かわからないし、
強過ぎても良くないんです。
中だけで食べると香りが強いですが、周りのチョコレートムースと一緒に食べると、柔らかな風味に変わるよう考えました。
今回の仕込みでは口溶けの速度を、中と外を同じにしましたが、次回の仕込みの時は、中のトンカ豆のクレームショコラの速度を早くして、後からムースショコラが溶けるよう工夫しようと思っています。
どんな口溶けかといいますと、チョコレートの味の後トンカ豆の風味がしてすっと溶けて、最後にカカオの香りが口に残るようなイメージです。
今後ともよろしくお願い致します。